訪問作業療法士の
具体的な仕事内容は?
-
病状や身体機能の把握
関節可動域や筋力、認知・感覚機能などの評価を通じて、ご利用者様の状態を多面的に把握します。
-
生活動作の練習
起床・更衣・整容・食事・入浴・排泄など、日常生活に必要な動作を再習得するための支援を行います。
-
社会技能の改善支援
書字、絵画、ゲームなど、認知や手指機能の訓練を通じて、ご利用者様の「できること」を増やします。
-
ご家族・介護者へのアドバイス
ご利用者様の生活動作に合った介助方法や、住環境の工夫、福祉用具の活用法などを提案します。
-
担当者会議、退院時カンファレンスへの出席
連携先医療機関の医師やケアマネジャー、リハビリ職などと会議に出席し、ケア方針を共有します。チーム医療の一員として、ご利用者様の生活を支えます。
-
地域連携活動
地域の医療・福祉関係者との情報交換や顔の見える関係づくりに積極的に取り組んでいます。
作業療法士の具体的な給与体系






訪問作業療法士の1日の流れ
出社・午前の訪問
ステーションで朝礼を行います。ご利用者様のご自宅へ直行することも可能です。朝礼の内容は、Teamsで確認できます。その後、その日の訪問ルートの確認やご利用者様の情報収集をして訪問に出かけます。午前の訪問は2~4件程度です。
ステーションでの朝礼参加は任意です。Teamsで情報を確認し、ご自宅から直接訪問先へ向かうこともできます。
お昼休憩(60分)
ステーションに戻って休憩します。スタッフの負担を減らし、効率的に訪問できるよう、サテライトオフィスや自宅で休憩をとることも可能です。
必ずしもステーションに戻る必要はありません。その日の訪問ルートに合わせて効率の良い場所で休憩を取れます。
午後の訪問
午後の訪問は2~4件程度で、訪問の合間に報告書や記録を作成することで、効率的に業務を進めます。
移動時間や訪問の合間のスキマ時間を有効活用して、記録作業などを進めるスタッフが多いです。
記録・情報共有
ステーションやサテライトオフィス、自宅で記録を行います。適宜、管理者へご利用者様の状態について報告・相談します。
日々の報告や相談は、対面だけでなくチャットツールも活用し、迅速かつ密に行います。
業務終了・退社
残りの記録を整理し、翌日の準備をして業務終了です。
残業は少なく、プライベートの時間も大切にできる環境です。
訪問作業療法士のキャリアパス
入社後に歩むことができるキャリアパスの一例をご紹介します。
-
訪問作業療法士
ご利用者様一人ひとりに向き合い、生活に即した作業療法を実践します。安心して独り立ちできるよう、段階的にサポートします。
-
主任
若手スタッフの指導や、チーム内での連携調整役としての役割を担います。
-
管理者・課長
事業所を管理するマネジメント職です。質の高いサービス提供に向けた運営管理や人材育成を担います。
-
エリアマネージャー
複数の事業所を管理するマネジメント職です。将来的に複数事業所の展開を担っていただくポジションです。
-
本社スタッフ
採用・人事・広報など本社組織へキャリアチェンジするケースもございます。
※希望と適性に応じて、施設勤務の経験を活かした本社勤務に異動するケースもございます。