INTERVIEW
働くスタッフの声

「やりたい」を「できる」に。体系的な教育とチームで支える訪問リハビリの現場

  • 訪問看護ステーション ゴルディロックス
  • 訪問看護課主任・理学療法士 Y.Eさん
理学療法士(PT)
最終更新日:
訪問看護課主任・理学療法士 Y.Eさん
訪問看護ステーション ゴルディロックス

新卒で回復期病棟、一般病棟、地域包括ケア病棟、療養病棟などを経験し、2021年に訪問看護ステーションゴルディロックス入社。2024年からは、訪問看護課主任として活躍されています。

今回は、訪問看護ステーションゴルディロックスのリハビリテーション部門で主任を務めるEさんにお話を伺いました。一人ひとりのご利用者様に深く寄り添いながら、スタッフの成長も支える。その仕事のやりがいと、ゴルディロックスならではの魅力に迫ります。

「やりたい」を「できる」に。体系的な教育とチームで支える訪問リハビリの現場

物理的には一人でも、心は常にチームと共に

─ 本日はよろしくお願いします。まず、訪問リハビリは基本的にお一人でご利用者様のご自宅に伺うことが多いかと思います。その中で、特に大切にされていることは何ですか?

Eさん:
おっしゃる通り、1人で訪問することが基本です。だからこそ、些細なことでも密に連携を取ることを徹底しています。ご利用者様の小さな変化や、ご家族様の何気ない一言、自分が感じた疑問などを、担当スタッフはもちろん、上司、そして主治医やケアマネジャーさんといった、ご利用者様に関わる全ての方へ連絡・相談・報告する。物理的には一人でも、常にチームでご利用者様を支えているという意識を全員が共有することが、質の高いケアと安全を守る上で最も重要だと考えています。

最高の喜びは、ご利用者様の「できた!」という笑顔

─ なるほど、物理的には一人でも、常にチームで情報を共有されているのですね。では、Eさんがこのお仕事で、一番の喜びや、やりがいを感じるのはどのような瞬間ですか?

Eさん:
それはもう、ご利用者様が目標にしていた事を達成できた瞬間の、素敵な笑顔を見ることができた時に尽きますね。私たちは、看護師や他のセラピストと連携しながら、ご利用者様本人の「こうなりたい」という想いを元にリハビリ計画を立てます。それが達成され、ご本人の自信に満ちた笑顔や、ご家族様の安堵の表情を見た時、「この仕事をしていて本当に良かった」と心から感じます。

「やりたい」を応援する、具体的な仕組みがスタッフの成長を加速させる

─ ご利用者様の笑顔が、何よりの原動力なのですね。そうした素晴らしい目標に向かう上で、ゴルディロックスはどのような社風の会社なのでしょうか?

Eさん:
一言でいうと、「スタッフがやりたいことに対して、応援してくれる職場」です。
私たちの会社には、「新しい未来への挑戦」「熱い情熱 やりたいをできるに変える」「人の成長に貢献する」という3つのバリュー(価値観)が浸透しています。ですから、スタッフが、「こんな挑戦してみたい」「この分野の知識を深めたい」と声をあげれば、会社全体でそれを後押ししてくれる。この文化が、スタッフ一人ひとりの成長に繋がっていると実感しています。

─ 「やりたいをできるに変える」というバリューを、具体的に支える仕組みがあるのでしょうか?

Eさん:
はい。そのための大切なツールが「チャレンジシート」です 。これは、医療職として会社がスタッフに求める最低限の項目をまとめたもので 、スタッフが健康で安全・安心に仕事をし、それぞれの理想を叶えるための「土台」作りを目的としています 。
実は、ご利用者様は「訪問スタッフは高度な教育を受けた専門職」という前提でサービスを受けられています 。その期待に応えるためにも、しっかりとした土台作りが不可欠です 。チャレンジシートを使うことで、教育担当者の感覚に頼るのではなく、一定の基準で客観的な評価ができますし 、担当者による指導内容のブレも防ぐことができます 。
シートには入社後の成長ステップが明確に示されていて、例えば「知る」段階から始まり、「理解」「実践」「習得」「実行」そして「できる・習慣化」へと、自分が今どの段階にいるのかを客観的に把握できるようになっています。

主任として、そして一人の仲間として

─ 理念だけでなく、具体的な制度があるのですね。Eさんは主任というお立場ですが、そのチャレンジシートを使って、どのようにスタッフの皆さんと関わっているのですか?

Eさん:
主任としての私の役割は、スタッフが一人で悩みを抱え込まないように、いつでも相談できる「最初の窓口」になることだと思っています。その上で、チャレンジシートは非常に有効なコミュニケーションツールになります。

具体的には、まず新入職員自身に前月を振り返って自己評価を記入してもらいます 。その後、私も同じシートに評価を記入し、お互いの評価が異なっている項目について話し合い、認識をすり合わせていきます 。この面談は、試用期間中の3ヶ月は毎月行い、その後も5ヶ月目、12ヶ月目の節目で主任以上の役職者がフォローアップ面談を実施します 。

こうすることで、新入職員は自分の現在地を正確に理解し、次に何をすべきかという具体的な行動につなげるきっかけになります 。これはまさに、新入職員の成長と可能性を広げるための教育なんです 。

私自身も、他のスタッフの皆さんがとても話しやすいので、助けられることがたくさんあります。役職に関係なく、お互いを尊重し、支え合える。この相互に支え合う関係性こそが、私たちのチームの最大の強みだと感じています。

─ 一人ひとりが支え、支えられる。その関係性こそが、スタッフの皆さんの『やりたい』という情熱と、ご利用者様の『やりたい』という希望、その両方を実現する力になっているのですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。

オンライン採用説明会に
参加したい方
申し込む
カジュアル面談を
したい方
申し込む
質問・疑問にお応えします!
LINEで気軽に転職相談

訪問看護について、会社についてなど、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

LINEの登録はこちらから
LINEで気軽に転職相談

「これからの働き方、どうしよう…」
そんな悩みに寄り添いながら、ゴルディロックスのスタッフが一緒にキャリアを考え、転職活動をサポートします。
まずはかんたん友達登録!

タイトルとURLをコピーしました