INTERVIEW
働くスタッフの声

「推しは、チームワークです」 スタッフの安心感が、ご利用者様の“温かいケア”に繋がる

  • 訪問看護ステーション ゴルディロックス
  • 訪問看護課課長・管理者・看護師 A・Sさん
看護師
最終更新日:
訪問看護課課長・管理者・看護師 A・Sさん
訪問看護ステーション ゴルディロックス

2003年に看護師免許を取得。大学病院、回復期リハビリテーション病院、特別養護老人ホーム、他訪問看護ステーションなどで勤務後、2016年訪問看護ステーションゴルディロックスに入社。 現在は、2人のお子さんのお母さん、訪問看護ステーションゴルディロックスの管理者として、活躍されています。

訪問看護ステーションの管理者は、事業所の運営責任者であり、質の高い訪問看護サービスを提供するための「司令塔」です。その仕事は、単に看護業務のリーダーというだけでなく、経営管理から人材育成、地域連携まで多岐にわたります。
小柄ながらパワフル、いつも笑顔で、職員からも地域からもご利用者様からも信頼が厚い訪問看護ステーションゴルディロックスの管理者Sさんにインタビュー。ステーション全体の組織づくりについて、お話を伺いました。

働く人も、ご利用者様も笑顔に!

アセスメント力、判断力、そして連携力。
在宅の現場で磨かれる、看護師の「実践知」

─ 訪問看護ステーションゴルディロックスでは、どのようなスキルが身に付きますか?

Sさん:
まず大前提として、病院が「病気の治療」を中心とする場所なら、訪問看護は「その人らしい生活を支える」ことが中心の仕事です。そのために、私たちは非常に幅広い役割を担います。

日々のバイタルチェックはもちろん、主治医の先生の指示に基づいた点滴や褥瘡の処置といった医療的なケア、服薬管理、入浴のお手伝いやご家族への介護指導まで、業務は本当に多岐にわたります。

そのため、まず求められるのが、限られた情報から全体像を把握する『総合的なアセスメント能力』です。そして、医師がすぐそばにいない環境で、次にどう動くべきか、緊急度はどのくらいかを冷静に判断する『自己判断能力』も日々磨かれていきます。

それに加え、ゴルディロックスの強みである「多職種連携の視点」が身につきます。看護師だけでなく、PT・OT・STが揃っているので、リハビリの視点が加わることでケアの幅がぐっと広がるんです。例えば、100歳近い方でも、看護とリハビリが連携して介入することで、ご本人の治癒力が高まり、再び安心して在宅生活を送れるようになる、といったケースも経験できます。

治療の知識だけでなく、「その人らしい暮らしを、チームでデザインする力」。それが、ここで得られる一番のスキルかもしれませんね。

在宅での「看取り」。その人らしい最期に、どう寄り添うか

─ 回復期から予防まで、幅広いケアを経験できるのですね。訪問看護の重要な役割として「看取り」がありますが、住み慣れたご自宅で最期を迎えたいと願う方に対し、看護師はどのような役割を担うのでしょうか?

Sさん:
ご本人様とご家族様の「こうしたい」という想いを何よりも大切にしています。私たちは、痛みや息苦しさといった身体的な苦痛を和らげるケアはもちろん、死への恐怖や残されるご家族への想いなど、精神的な不安にも深く寄り添います。ご家族様が後悔なくお見送りができるよう、日々のケアからグリーフケアまで、チーム全体でサポートします。最期の瞬間まで、その人らしく、穏やかに過ごせる時間を創り出すことが、私たちの最も大切な役割だと考えています。

─ 訪問看護ステーションの管理者として、意識していることはありますか?

Sさん:スタッフが能力を発揮し、やりがいを持って働ける環境を整えられるよう、意識しています。
訪問看護は、特定の科に限定されず、様々な疾患や障害を持つ方に対応するため、総合的なアセスメント能力が非常に重要です。また、医師や同僚がすぐそばにいないため、一人で状況を判断し、行動する自己判断能力と、ご利用者様や家族の思いを汲み取り、信頼関係を築く能力が必要となります。
スタッフが一人で問題をかかえ、不安にならないよう、週に一度看護ミーティングを行い、情報を共有し、意見交換ができる場をつくっています。

チームケアの要。医師やケアマネジャーとの密な連携

─ スタッフが一人で抱え込まないための体制が整っているのですね。在宅療養は、医師やケアマネジャー、ご家族など、多くの方との連携が不可欠だと思いますが、その点で特に大切にしていることは何ですか?

Sさん:
おっしゃる通り、チームケアの要は「連携」に尽きます。私たちが特に重視しているのは、情報の「速度」と「精度」です。ご利用者様の些細な変化でも、主治医の先生にタイムリーに報告・相談することで、迅速な対応が可能になります。また、ケアマネジャーさんとは常に情報交換を行い、ご本人様やご家族様の状況に合わせた最適なケアプランを一緒に考えます。ご家族様とは日々の対話を重ね、信頼関係を築き、意思決定のプロセスを支援することも重要です。カンファレンスなどを通じて、関わる全員が同じ目標を共有し、同じ方向を向いてケアを提供することを徹底しています。

─ 訪問看護ステーションゴルディロックスの魅力を教えてください。
Sさん:
色々とお話ししましたが、やはり職種を問わずスタッフの仲が良く、スムーズに連携が取れている点が、当事業所の一番の魅力であり「推し」です。
一人で問題を抱え込まず、いつでも誰かに相談できるという安心感は、スタッフの精神的な安定に繋がります。そして、スタッフが心に余裕を持って働くことが、ご利用者様への丁寧で温かいケアに繋がると信じています。
働くスタッフにとっても、ケアを受けるご利用者様やご家族様にとっても「ゴルディロックスで良かった」と思っていただけるように、これからもこのチームワークを大切にしていきたいです。

─ 『スタッフを大切にすることが、ご利用者様を大切にすることに繋がる』という、とても大切な理念が、言葉だけでなく実践されているからこそのチームワークなのですね。お話を伺い、皆様の温かい雰囲気が目に浮かぶようでした。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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