オンコール体制って何?実際どんな対応があるのか徹底解説
訪問看護の求人を見ていて「オンコールあり」と書かれていると、「夜中に呼び出される?」「家庭との両立は無理かも」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、オンコールの実態を正しく知れば、不安はかなり解消されます。今回は、オンコール体制の仕組みと現場の実情について、分かりやすくご紹介します。
■ オンコールとは?
オンコールとは、夜間や休日などに緊急の電話対応や必要に応じた訪問に備える待機体制のことをいいます。すべての訪問看護ステーションで導入されているわけではありませんが、急変時の安心材料として、多くの利用者にとって大切なサービスです。
■ 実際にどれくらい出動があるの?
当ステーションのオンコール対応は、基本的に「電話での指示対応」が中心で、実際に夜間訪問となるケースは月1~2回程度です。ほとんどはご家族やご本人からの「熱があるけど病院に行くべき?」「薬を飲み忘れた」といった確認の連絡です。
そのため、ただ“夜中に起こされる”という印象よりも、“日常の安心を支える”という位置づけが近いかもしれません。
■ オンコール手当や対応体制は?
当ステーションでは、オンコール担当者に対しては常勤の方は賞与算定の加算になり非常勤の方はオンコール手当:電話当番のみ:1回1,000円など頑張りがしっかりと報酬に反映されます。
また、基本的にオンコールはシフト制で月に数回。相談や判断に迷う場合には、バックアップで管理者がサポートしています。
■ オンコール免除も可能?
「子育て中なので夜間対応は難しい」「オンコールなしで働きたい」
そんな方にも安心して働いていただけるよう、オンコール免除の勤務形態もご用意しています。ご家庭やライフスタイルに応じて、柔軟に働ける環境が整っているのが当ステーションの強みです。